救急車を呼んだのに問診が長いよ!っていう経験ありの方いません?救急車の適正利用

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救急車内で10分も15分も待たされてイライラするな…

どうもくろんぼです

3年間救急隊員としてたくさんの救急現場へ出ました。
これまでの経験で傷病者に怒られたという経験談を1つお話しますね。


病院に連絡済なのに問診が長い!!


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冬で寒さも一層強まったころでした、夕方の6時頃、救急出動指令。
いつ聞いてもあの音はドキッとします。

通報内容は70代男性、1時間ほど前から息苦しい、意識あり、息子により○○病院連絡済


通報内容は以上。

歩いてくる傷病者


このような内容だったはずです。
その日は寒さが増した日で救急もかなり多かった日でした。
朝から出ずっぱりで夕方やっと帰ってきて夕飯の支度をしているときでした。


通報内容からそこまで緊急性、重症性は低い内容だと判断しまずは現場へ…

現場へ着くと同時に、息子さんに支えられた男性が救急車へ向かって歩いてきました。

まずは車内収容してバイタル測定へ。

息苦しいが気胸などの所見は見られずショック状態にも程遠い…
ですが救急隊は問診を必ずします。

お名前、生年月日、住所、今どうあるのか…

車内収容してバイタル測りおわったぐらいから、息子さんはなかなか病院へ向かわない救急隊に対して、早くしてもらえませんか?といった感じの質問をしてきました。


そこは隊長が対応してくれていたので救命士は息子さんが連絡済の○○病院へ電話連絡をしていました。

ですがその病院が他の急病患者の受け入れがダブっていてなかなか決まらないという状態でした。

結局○○病院で決まりましたが、すでに機嫌の悪さMAX…

結局息子さんは『自家用車で』救急車の後を付いてくるということでした…

現発までに電話連絡が長くかかったせいで10分ほど要しました。
(もちろん電話が長くなった理由も話しています)

搬送が終わり帰署しました。


救急の現場はこのような感じでした。



帰署してからクレームの電話が来る


『お宅の救急車の人たちは病院に言ったことをまた聞き返して本当に遅かったんだけど???』

と言った内容で帰署してからクレームのお電話が来ました。


はたして皆さんはこのケースで10分は遅いと感じますか?



そのときなぜ息子さんがイライラしていたのかは自分たちには分かりません。
ですが救急隊は傷病者や関係者を敵に回すと欲しい情報がもらえなくなるので絶対にそのような態度はとりません。

どれだけ悪態をつかれてもです。

こちらの対応としては
『迅速にした結果、病院との連絡で時間を取ってしまったために少し長くなってしまった』と解答をしました。


実際バイタル測るのに5分もかからず、問診、聴取全てで5分程度ですね。

再度同じ質問をされたのに腹が立ったのかは分かりませんが、このような感じでした。
この救急は今でも覚えています。


くろんぼの考え


時間がかかったといえば確かにかかりました。
でも仕方ないというか、そもそも自家用車で付いてきて病院へ連絡済なら自家用車で行った方が早いのでは?と思うのがこっちの心理ですが…

まぁ救急車で運ばれれば優先的に見てもらえるというのはありますけれども…
難しいところなんですよね。

自分たちが来て安心してくれたと言ってくれる人もいるので一概には言えませんね。

ですが初見と問診から緊急性も重症性も低かったので慌てる必要はありませんでした。

そもそもどんな救急でも慌てちゃいけませんが…

なのではっきり言って時間をかけてでも病院側に、息子さんが連絡した内容との相違がないか、その病院選定でいいのかというのを吟味する必要があります。

相違があれば症状が重くなってる可能性も疑われるのでまた病院選定が変わってくる可能性があります。

またトラウマバイパスという言葉があるんですが、
病院選定を直近直近という頭でっかちになると、A病院じゃ手術できないぐらいの重症患者をA病院に運んでしまって結局あとからまた大きいB病院へ転院搬送となれば、時間の無駄ですし、傷病者に対してのメリットがないですよね。

だから直近直近という考え方でなく、その病院でできる処置の範囲とかも考えながら救急隊は病院選定をしなければなりません。

なので病院との意思疎通もしっかり行いますし、問診もしっかりと1から行います。

全ては傷病者のためです。

自分たちの1つ1つの行動は全て傷病者と関係者のためのものです。


なので時間がかかってしまってでもそのときは病院との連携をとるべきだったと自分も思います。


そこを分かってもらいたいですね。

救急車を運転する機会がかなり多かったですがよく
『来るの遅いね』って言われました。


救急車の後ろをついていったことがある人は分かると思いますが、救急車って意外と遅いです。

法律では緊急走行時、一般道は80キロまで高速は100キロまでと制限されています。

ですが、緊急走行をしているから何でもしていいという訳ではなくて、現場まで、現場から病院まで安全かつ迅速に搬送しなければなりません。

第一に安全が来るわけです。

事故を起こしたら緊急走行時だからといってあとから来ますなんてできないんですよ。
だから安全運転を前提にしてくるから思いのほか時間がかかるんですよね。
そこを分かって頂ければ救急隊も少しは救われます。

すべては傷病者と関係者のために動いているので。


まとめ



クレームは正直いってどうでもいいです。

この記事で知ってもらいたいのは、救急隊は傷病者と関係者のために動いているんだよっていうことを知ってもらいたいです。


ではまた別の記事で!

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カテゴリ:消防士  コメント:0

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管理人:インフォ消防士(名前変えました:元くろんぼ) 消防を辞めて転職しました。 投資とアフィでほぞ細と活きてます。このブログでは消防・ブログ・お役立ち情報を記事にしていきます。 ⇒詳しいプロフはこちら   Twitterはこちら
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